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椎間板ヘルニア

椎間板の一部が正常の椎間腔を超えて突出した状態のこと

◆原因
椎間板ヘルニアの患部となる椎骨は背骨を形成している部品の一部であり、めったなことではヘルニアを発症しないようになっています。
しかし、老化などで骨や筋肉が弱くなると椎骨と椎骨の間にある組織が上半身の重さで潰されて、
中にある椎間板が背中側にはみ出してしまい椎間板ヘルニアが発生します。
スポーツ障害としての椎間板ヘルニアは、テニスやゴルフなどの強い腰の捻りを頻繁に行うスポーツで起こりやすいと言われています。


◆治療法
椎間板ヘルニアは、自然治癒する場合が多く保存療法で治療するケースが大半を占めています。
しかし、症状が重い場合は外科手術などで治療する必要があるため一概には言えなません。
しかし多くの場合周囲の筋肉、関節の牽引治療を行い状態を安定させれば自然治癒してゆきます。
特に重要なのはウォーキングや水泳など軽い運動を行うこと。
継続的な運動習慣は慢性症状を軽減させます。

 
 
 

ジャンパー膝

ジャンプ動作の多用により発生する、使いすぎ障害のことを言います。

◆原因
ジャンパー膝はその名の通りジャンプ動作の多用を原因として発症します。ジャンプ動作は、飛び上がった瞬間と着地した瞬間の二度にわたって
膝に強い衝撃を与えます。飛び上がった瞬間は自分の体重を持ち上げた分の衝撃が膝に負担が掛かりますが、
着地した瞬間は自分の体重に重力を加えた衝撃が膝に掛かります。
膝への強い衝撃を伴うジャンプ動作を繰り返すことで、膝を動かす腱の損傷を招き炎症の原因となります。


◆治療法
ジャンパー膝は放置しておくと腱の断裂を招いたり骨が前に凸出したりする為、出来るだけ早いうちに対処しておくのが大切です。
初期のジャンパー膝は、運動後のアイシングで痛みを抑えるように心がけてください。
ジャンパー膝の症状はジャンプ動作に伴って起こりますが、単に安静にするのは効果があまりありません。
治療と練習を並行的に行うことが重要です。
完全に痛みが消えてから復帰しようと考えると、時間がかかりすぎてしまいます。その間に筋力は低下し、スポーツ能力も低下します。
細かな症状を聞き、観察し繰り返し行うことで完治に向かいます。

 
 
 

野球肘

投球動作を積み重ねることにより起こる肘の痛みのことを言います。

◆原因
原因として投球フォームに無理があることが考えられます。フォームの欠点は人それぞれであるが、
多くの場合投球のリリースの際に上体が開いていることにより、肘が体から遠くを通り、肘にかかる負担を大きくしていることによる原因が一番多いです。


◆治療法
電気治療や温熱治療などがあります。また体の柔軟性を高めることによっても快方に向かうこともあります。また一時的にキネシオテープを貼ることによって、
痛みを和らげる方法もあります。体の筋力アップをはかり、肘にかかる負担を和らげることも出来きます。
しかし、根本的な解決方法として、もっとも有効なものは投球フォームを改良することです。

 
 
 

テニス肘

過度のスイング動作で発生する、使いすぎ障害のことを言います。

◆原因
バックハンドストロークでボールを正確に捉えられず手首の力で対抗すると、手関節の伸筋やその付着部位に負担がかかり、その結果筋の変性や骨膜の炎症などが発生することがおこります。

◆治療法
患部の安静がなによりも大切です。また、患部の冷却・サポーターの使用により患部の炎症を抑えることも大切です。回復後は、技術を習得する、より適したラケットに変更するなどの再発防止策が望まれます。
 
 
 

シンスプリント

シンスプリント(頚骨疲労性骨膜炎)は、骨を覆っている骨膜が炎症を起こすことによる痛みのことを言います。

◆原因
・悪いランニングフォーム
・足に合わない、クッション性のないシューズ
・コンクリートでの走り込みやトレーニング
・筋肉の酷使
・筋力不足、柔軟性不足
・扁平足、回内足


◆治療法
足を長期間休めることが第一です。休んでいる間はスイミングやエアロバイクを使ってコンディションをキープするのがベストです。これは、長期間の休養によってコンディショニングができていない状態で練習を再開すると痛みが再発する恐れがあるためです。
やむを得ず休むことが出来ない場合、足を使った後は入念なストレッチをし、患部に15分ほどアイシングを施します。10分程のアイスマッサージも効果的です。走り方の改良により快方に向かうこともあります。

 
 
 

疲労骨折

一度では骨折に至らない程度の力が、骨の同一部位に繰り返し加わることにより発生する骨折のことをいいます。

◆原因

同じ骨に何回も同じ負荷が加わり、しまいに骨や骨膜に損傷を起こしたものを言います。
レントゲンでは痛みが出現して2週間以降にならないと診断ができません。
代表時なものとして、足の甲やスネ(シンスプリント)、肘の内側部(投球による剥離骨折)、ゴルフによる肋骨骨折などがあります。


◆治療法
患部に負荷を与えず、骨のヒビを自然治癒することです。
疲労骨折の場合は、薬物治療や手術をすることはほとんどありません。